当牧場について
競走馬の産地「北海道浦河町」

北海道浦河郡浦河町には約300の生産牧場や育成牧場があり、毎年数千頭のサラブレッドが競走馬となり巣立って行きます。また、JRA(日本中央競馬会)が管理する競走馬生産・調教施設「日高育成牧場」(BTC)もあり、サラブレッドとは大変縁の深い町です。馬好きが高じて移住される方も少なくありません。浦河町の気候は夏は涼しく、冬は温暖なため「北海道の湘南地方」とも呼ばれる程、豊かで住みよい自然環境に恵まれています。豊かな太平洋がもたらす海洋資源は豊富で、なかでも良質のダシ昆布「日高昆布」やサケ・マス、夏から秋にかけてのスルメイカは特産品となっています。
人と馬の良い関係づくり

私たちは現役を引退した馬たちが一生を全うできる社会づくりを目指し、浦河町で「NPO法人 北海道浦河町ふれあいファーム」を設立しました。当牧場は馬たちを「ただ生かす」ということではなく、人と馬の距離が縮まり共存共栄していくことを目的としています。その昔、馬は畑を耕す動力になり、馬糞はとても良い堆肥となり私たちが生きるための重要な役割を担っていました。サラブレッドは「走る」ために改良された品種なので畑を耕すことはできないかもしれませんが、馬糞はとても良い堆肥となることは今も昔も変わりません。もっと気軽に馬と触れ合える機会や乗馬を楽しめるようになれば馬の可愛らしさ優しさ、命の大切さを学ばせてくれます。人間と同じように馬も1頭1頭性格が違います。優しい馬、臆病な馬、ずる賢い馬、おっちょこちょいな馬・・・。そんな愛らしい馬たちとの良い関係を築き、広める活動してまいります。
牧場概要
当牧場の目的

現役を引退した馬を、適正な生活環境で飼養管理し、馬の余生を見守ると同時に人と馬がふれあえる環境を作り、心身のリラクゼーション効果の増進、命の大切さや人と動物の共存のあり方など社会教育を推進する。また、地域とのコミュニケーションをはかり、まちづくりの発展に寄与する。
| 名称 | NPO法人北海道浦河町ふれあいファーム |
| 設立 | 2014年8月12日 |
| 住所 | 〒057-0027 北海道浦河郡浦河町上向別307-1 |
| 電話 | 050-3702-7331 電話に出られない場合があります。折り返し致しますのでメッセージをお残しください。 |
| contact@hokkaido-uff.org | |
| 事業内容 | 引退馬の預託管理に関する事業 馬とのふれあいによる心身のリラクゼーションに関する事業 命の大切さや動物との共存のありかたなど社会教育に関する事業 放牧地の保全管理に関する事業 地域の活性化に関する事業 ホームページや会報等による普及啓発事業 農作物の生産・加工及び販売 その他この法人の目的を達成するために必要な事業 |
| 代表理事 | 黒 岩 初 美 |



